トピックス No.10

〜モノポイントアイゼン〜

 アイスクライミングや冬期登攀の道具といえば,まずアックスを思い浮かべる
人が多いのではないでしょうか? 
確かにアックスはアルピニストのイメージをシンボライズしたものと言えるでしょう.
さらに,どのようなアックスを利用するかでクライミング能力が大きく変わると
考えている人は多いです.
 私の場合はどうかと聞かれると,まずはアイゼンですね.車に例えれば
チェーンをつけずに雪道やアイスバーンを暴走するようなことは考えられず
足周りに注意を向けます.クライミングはバーティカル・ウォーキングであると
考えると,足元を固めるアイゼンが最も重要になります.
 その大事なアイゼンでのエポックメイキングといえば,フロントポインティング
ではないでしょうか.さらに,最初は2本の爪がありましたが,これを1本にした
モノポイントタイプが登場してきました.2本の爪で壁に打ち込むときに,安定した
バランスを保持するにはどうしても2本の爪が同じように壁にコンタクトしたくなります.
つまり,つま先と壁とを線分で考える必要があります.
一方,モノポイントはまさに点で壁をとらえることができるようになります.
特に,岩を登るときにはこのメリットは絶大です.
という訳で,グリベルのランボーが発売された当初から愛用してきました.
グリベルの鍛造仕上げは安心感があります.
しかし,ランボーの替え刃はもう手に入らないので,今シーズンは2代目の
モノポイントアイゼンに変えました.鍛造仕上げがよいのでグリベルの
G12 ニューマチックにしました.
今シーズンも何本かのルートを登りましたが,ランボーからG12へ
スムーズに乗り換えることができました.


                                            2010年4月7日 
                                        過去のトピックス参照


  これまで愛用していたランボーです.シンプルな作りがいいですね.

 
   ランボーの替えです.5本セットの全てが丸まって刃先が短くなっています.




これが2代目のグリベル G12 ニューマチック



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