爺ヶ岳 種池山荘〜扇沢 山岳スキー

【日付】2009年5月23日
【天気】晴
【ルート】扇沢橋〜扇沢〜左股〜種池山荘〜扇沢の滑走〜扇沢橋
【概要】
7時45分に扇沢橋を出発.右岸の林道〜踏跡を沢沿いに歩く.
奥小沢のところで雪渓がでてきたが,越えるとなくなり,
滑走できるぐらいの積雪は標高1620mから.
標高1720mから正面の沢は雪なく水流多い.ここから左に大きく曲がり,
土砂や落石の多い雪渓を歩く.傾斜が少し強くなってきたころの二股を
種池小屋を目指し右に進む.傾斜はだんだん強くなり,開けた沢を詰めると
稜線に出た.稜線を300m登り,12時40分に種池山荘着.
爺ヶ岳南峰の斜面には雪がないので小屋から滑走することにする.
 13時35分に小屋から滑走開始.西に50mほどトラバース後,登ってきたときに
雪があるのを確認できた急斜面をフォールラインに沿って一気に滑走.
下部は残雪をつなげるようにラインを選びながら傾斜の落ちた沢に到着.
その後は,下山モードで1620mまでゆっくり滑走した.
扇沢橋には16時20分着.

3009年4月29日に蓮華岳から撮影した扇沢周辺
左上のピークは鹿島槍,右上のピークは爺ヶ岳(手前が南峰)
今回滑走したルートは赤線の通り.但し,約1ヵ月後ですのでこんなに雪はありません.
次回は4月下旬に爺ヶ岳からダイレクトに扇沢に滑走したいです.



青は登行,赤は滑走ルート



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河原に入り,最初に雪渓が出てきたところ(右側が奥小沢)        標高1620m付近から正面の沢を望む
  


 ご覧の通り雪は少ない                           1720mから左に大きく曲がり,次の分岐を右に入ったところ
  


 落石とデブリの多い斜面                           稜線目指して開けた斜面を詰めるところ
  


針ノ木雪渓,蓮華の大沢がよく見える                   稜線に出て100mほどで平原に.剣岳,立山が見事.
  


 爺ヶ岳と種池山荘                                種池山荘から滑走開始
  



扇沢に向けて滑走                                稜線から滑走するところ
  


稜線直下の斜面                                 この斜面をダイレクトに滑走
  



 


  


 



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