No.696 2022年5月22日 稲子岳南壁中央フェース
今稲子湯近くのゲート前駐車場を出発するころは今日も雨。
午後から晴れるという予報に期待を込めて出発。
9時ごろに南壁中央フェースの左ダイレクトルートの取り付きと思われるリングボルト2本があるところに到着。
まだ雨が降っていたためしばらく様子を見て、雨が止んだ10時15分ごろに登攀開始
1Pは凹角状を左上し35mぐらいでロープが重くなりピッチを切る。2P目は凹角を10mほど詰め、よく効いたハーケンでの終了点で切る。
1,2P目は残置ハーケンがかなりありました。
3P目は右上する岩稜を40mほどのぼると終了点があったので切る。ここは浮石だらけでフレーク状のもろい大きな岩の連続でした。
4P目は左上する凹角を30mぐらい登る。
5P目は10mほど登るとバンドに出て、右に行きながら直上できるルートを偵察して、かなら右に行ったところから直上しました。
大きなフレークがホールドとして使えるものと、不安定な場合とが混在していて非常に気を使うルートでした。
稲子岳南壁 左ダイレクトルートと思われる取り付きからの眺め
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1P目
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2P目
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3P目
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3P目 |
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4P目 |
5P目の終了点。やっとガスがとれてきました |
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5P目 |
下りの登山道。癒されますね。
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