行動概要
2:40 横尾出発
5:30 登攀スタート
10:55 7ピッチまで登る.
休憩後,ここから懸垂下降で下山.
12:45 ルートの取り付き
14:10 横尾着
14:45 横尾出発
16:50 上高地バスターミナル
ルンゼ状スラブルートについて
プロテクションは結構ある.特に,少し難しいと感じるところは豊富にある.
但し,草や土に隠れていて遠くからは見えないことが多い.
登れそうなラインがかなりあるので,初見だとルートファインディングに時間を要する.
また,ボルトやハーケンはかなり古く,それほど信用できないので要注意.
各ピッチの終了点はしかっりしている.
問題は岩がいつも濡れていること.全体的に傾斜が緩いので
乾いていたら花崗岩のフリクションを利用して豪快に登れるルートである.
しかし,ルンゼ状スラブの名前から想像されるとおり,壁は流水とコケだらけ.
非常に惜しいルートである.
ルンゼ状スラブの全景
25日は横尾でテント泊 | 2時50分ごろ.橋には霜が降りていた. |
1P目.手が冷たい. | 2P目.上部に茶色のハング帯が確認できる |
3P目.この上部は濡れていて右に回りこむ | 4P目.バンド状のところでスラブ帯を横断 |
4P目のフォロー. | 5P目.一番上のオーバーハング付近まで直上 |
6P目.オーバーハングをトラバースして回り込んだところ.その後は直上. | 6P目.出だしからトラバースまではぬるぬるであるが,回り込んでからは乾いた岩で快適. |
7P目のオリジナルライン.濡れている. | 7P目は左の凹状を登った後,左側のカンテへ |
上高地から今日中に帰宅したかったので 今回は7P目から懸垂下降. |
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